3.11（東日本大震災）前日の３月１０日（金）、村山地区特別養護老人ホーム等災害時応援協定に基づく職員派遣訓練が上山市のみずほの里で開催され、東北各県からの参加者もある中で、山形県防災士会からも梅津庸成会長をはじめとする会員が参加し、訓練状況を見学しました。
上山市の協力も得て、福祉避難所の開設手順の確認や福祉避難所としての避難者の受け入れ、他の福祉施設（蓬仙園）からの利用者の受け入れ、東北他県からの支援物資の受け入れ等災害時の福祉施設のあり方についての訓練となっていました。
その他にも、炊き出し訓練や上山消防の協力を得て土嚢訓練も行われ、極めて内容の濃いものとなっていました。
前日の東北各県からの参加者を交えた意見交換会では、昨年の台風災害で大きな死傷者を出した岩手県岩泉町の福祉施設関係者からも話があり、当たり前のことではあるが他人に頼るのではなく、自らの施設は自らで守るという考えで日頃から準備をしないといけないとのことを強く強調されておられたのが印象的でした。
訓練の状況は夕方のNHKニュースでも報道されました。
